（2008/12/09撮影）
Ｄｕｎｅｄｉｎ市内を朝、雨の中、見て廻った。Ｄｕｎｅｄｉｎ Ｓｏｕｔｈｅｒｎ Ｍｗｙの片道２車線高速道路
（無料）を走って街を抜ける。日本の高速道路に似た道路を初めて走った。Ｂａｌｃｌｕｔｈａまでは
一号線をひた走り。さて、問題のカーナビを働かす時期が来た。本日最終目的地のＣurioBayを
なんとかセットした。目的地を名称で入力する方法が判らないし、地図を表示移動して地図上で
ポイントすのだが縮小して行くと川や海の界が見分けつかなくなる。走りながら操作方法を探究
するのだが、解決の見通しがつかない。 .
(しばらくお待ち下さい！地図表示に時間が掛かります！）
大きな地図で見る(この地図はGoogle Mapです、+カーソルをクリックすると拡大します）
BalcluthaからInvercargillまでの海岸線をCatlins海岸と言って風光明媚なところが
多い。最近になって道路も舗装が完成したらしい。メインの海岸線は舗装されて
いるが、その支線で分岐している先には未舗装道路が多い。 .
Kaka Point（地図上Ｄ地点）
何も見所が解らない場所だ、サーファの良いポイントなのだろうか？
Ｋａｋａ Ｐｏｉｎｔから、南のＮｕｇｇｅｔｓ Ｐｏｉｎｔ（Ｅ地点）へ向う。
未舗装ながら、整備されている。未舗装道を走るのはここ数十年
無かったように思う。ふと、懐かしさを覚えながらハンドルを握った。
この花、紫色で綺麗だ！
後になってから、この花の名前を知った。ルピナス。
ＮＺにとっては外来品種の植物。
民家の近くで咲いていたから、これは育成しているもの。
ペンギンの生息場所
ペンギンから見えないように観察小屋がある。
観察窓から
観察小屋
しかし、どうも見つけることは出来なかった。
Ｎｕｇｇｅｔｓ Ｐｏｉｎｔ（灯台がある）
Ｌｉｇｈｔ Ｈｏｕｓｅ （灯台）
海岸線には昆布がたわわに実っている。
しかし、誰も捕っている様子が見れない。昆布の好きな東洋人・私にとっては
とても「もったいない」状況だ。この地の南緯は47度だ。日本の近くの北緯で
考えるとロシア領樺太中央のユジノサファリンスクより北になる。南極が近く、
ペンギンも棲んでいるのは当然だ。南極が見えそうな気のする場所だ。 .
突端の灯台からの眺め
Ｃａｔｌｉｎｓ Native Ｆｏｒｅｓｔ
この地方には海岸線も綺麗だが、古代よりの自然林も観るものがある。
牧場開発で草だけしか見られない山川が多いが、場所によっては昔から
の自然林が大切に保存されている場所もある。こうした森にはシダ類が
多く生えているし、木には苔が共生している。 .
Matai Falls
滝もある
海岸線近くは快晴
牛の放牧も気持良さそう
海岸線が綺麗
山の自然林近くで
木に共生している苔
Ｎｉａｇａｒａ付近
目的地Ｃｕｒｉｏ Ｂａｙも近い
Ｃｕｒｉｏ Ｂａｙ (H地点）
宿泊B&B Salt Houseの裏庭からの眺め
Ｂ＆Ｂ Ｓａｌｔ Ｈｏｕｓｅ
我々は別名「塩屋の民宿」と名付けた。(^-^)
因みにＢ＆ＢとはBed & Breakfast のことで寝るベッドと朝食だけの宿泊設備のこと。
夜中に部屋の外で奇妙な音がして目を醒ます。よく聞くと動物の鳴き声だ。Ｂ＆Ｂ隣の家の
犬かなと思って眠ろうとしたが、また近くなり壁際にかなりの大きさで聞こえた。どうも犬では
なく、鳥のような、いや何かえたいの知れない動物の鳴き声だった。気味が悪くなり窓を硬く
閉めて寝た。朝になって、隣の部屋で寝ていた友達に、このことを尋ねたが、何も知らない
と言う。後で旅行会社の人に聞いた話だが、Ｃｕｒｉｏ Ｂａｙ辺りではペンギンがやってきて食べ
物を捜すことがあるそうです。あの薄気味の悪い泣き声はペンギンだったみたいだ。 ．
Curio Bay ポイントからB&B Salt House方面を見た眺め（北方向）
西方向眺め
Curio Bayから西に15ｋｍドライブしたSlope Pointと言う場所近く
残された古代森林の風雪に晒された林。何か異様な雰囲気を
醸し出していた。冬には強風が吹き荒ぶのでしょうね。 .
風雪のけたたましい凄さを思うのか、耐えた大樹の健気さに感心すべきか
暫く見つめていた・・・・・・
牧場の草も、いきなり断崖から海に落ちる。断崖の形が何故か
人の顔に見えた。気の所為かな？
Ｓｌｏｐｅ Ｐｏｉｎｔ （地図上のＧ地点）
赤道へよりも南極点に近い。
南緯46度40分40秒、東経169度0分11秒
ＮＺ南島最南端の地
♪ ”思えば南に来たもんだ〜”
3日目 走行距離248ｋｍ
(Dunedin)
(Southland 地方)