黄山(Huangshan:中国・安徽省2004/9/26-27撮影)1/4

中国一の名山と称される山で、中国人なら一度は登りたい山と言われている。
「天下第一の奇山」「天下の名景黄山に集まる」、また「五岳より帰り来たれば、
山を見ること無し、黄山より帰り来たれば、五岳を見ること無し」(”中国には他にも
有名な泰山、華山、恒山、芦山、峨眉山の五つの山々があり、これらを見て来たから
と言っても、山を見たことにはならない。黄山を見たならば、他の五山を見る必要は
ない”と言う意味の黄山の褒め言葉)と言われている。黄山は黄色い山ではなく、
中国では黄の色は一番位の高いことを意味し、神の色とか権力とかの象徴であり、
黄河、黄龍、黄帝・・・・等との表現が多い。中国政府が最初に指定した
国家級重点風景名勝区である。私もかねてより行ってみたい処であった。

黄山は1990年にユネスコにより世界自然文化遺産に指定されている。「自然遺産」
と「文化遺産」の双方の指定を受けているのも珍しい。単なる自然だけではなく、
漢詩や水墨画の文化対象としても親しまれて来た価値が認められている。
黄山は上海(Shanghai)の西450kmに位置する。マルコポーロも訪れた杭州(Hangzhou)へ
ANA(全日空)が今年から航路を開き、週に成田から4便、関空から3便が飛んでいる。
杭州は上海と黄山の中間に位置し、日本からは行き易くなった。
成田空港→杭州市(泊)→黄山市屯渓区(黄山山麓泊)→黄山(山頂泊)
→黄山市屯渓区(泊)→杭州市(泊)の5泊6日の旅でした。










黄山市内(屯渓区)から80km北へバスで登る。
山麓には温泉があり、休暇施設(温泉宿やホテル)が多くある。
雲谷寺と言うロープウェイの駅までかなり岩山をバスが登って来る。
皆さん、杖をバスの中で渡されるが、私はカメラの重い三脚を持っているので
杖は貰わなかった。





ロープウェイ(索道)には外国人と中国人は区別されている。
パスポートをチェックされて、VIP待合室へ通された。





黄山の地図
右側(東側)の雲谷索道(ロープウェイ)で登り、頂上の北海賓館(Beihai Hotel)で泊まった。






連理の松

高校の漢文の時間に仲良き恋人や夫婦のありたい姿としての「連理の松」を
漢詩で習ったことを思い出した。なんとも懐かしいことを蘇った。ツワーで一緒に
なった仲の良いご夫婦の写真を撮ってあげた。本当にこうありたいものだ。





始信峰

「始信峰」とは、昔、有名な詩人が黄山の素晴らしさを聞いてはいたが
この地へ来て「始めて、その素晴らしいことを信ずることが出来た」峰であるとのこと。














黄山の名物は、岩と松と雲と温泉と言われている。




  

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