黄山(Huangshan)(中国安徽省)3/4
(2004年9月26日撮影)

黄山は、そう高くはない。南北40km、東西30kmのエリヤに広がる高度1860m近辺の
いくつかの峰々によって構成されている。しかし、奇岩、そこに生える松、
そして峰の間を流れる雲が水墨画の世界を醸し出す。これが名山たる由縁なんでしょう。
天下の名山たる条件が揃うのは、時間を掛けてチャンスを待たなければならない。
今回の登峰では、そうした好条件にはなかなか恵まれなかった。



雲ではなく霞みが出て来た





グラデーションも面白い





飛来石





飛来石

私は、怖くて、左側までしか行けなかった。
それも、「幸福石(Lucky stone)だから、触っておくと良いよ!」って
中国人のガイドが言うものですから、すくむ足を騙しながらタッチして来た。
奥の(画面上右の)スペースに出るには、細い、しかも間隔の広いパイプ柵を
手にして数百メートルの断崖の下のを見ないようにして歩かねばならない









峰と峰の間を「海」と呼んでいます。西の方角は「西海(Xihai)」、北は「北海(Beihai)」、
東は「東海(Tonghai)」。  さて、南方角は「南海」でなく、「前海」でした。





岩壁のシルエットも映える


















ようやく雲が降りて来た
しかし、残念ながら闇も迫ってきた。





この風景をかなり粘って撮っていたら、隣で私を見ている方が居られた。
その方は、早々と「今日は、もう駄目です・・・」って言われた。
そう言われても私には、この時間しかないのです。
「雲は下から登って来るのが良いですよ」ともおっしゃられる。

その方も一眼レフデジカメを持って居られて、これで6回目の黄山登山
とのことでした。上海に住んで居られて、日本の現地会社を持っておられる
方(社長さん)でした。「明日は、ご来光が良いかも知れないよ」と
期待してよさそうな話をして下さった。

それにしても、黄山に、何回も来れて良いシャッターチャンスを狙うなんて
羨ましい条件のところに居られるんだなぁ!
ホテルまでの暗い道をデジカメ論議で沸き、足の痛さも忘れました。
HKさん、ありがとうございました。


    

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