NZ旅行(5日目)Milford Sound
2008/12/11撮影

Te AnauはMilford Sound観光の拠点地。陸路は必ずここを経由する。
Milford Soundまでは94号線、一本道。117kmの往復で234kmの道程。

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早朝、モーテルの庭先でルピナスが朝日を浴びて輝いている。記念に一枚。

出発前に朝食を摂り、昨日までの洗濯をした。快晴で裏庭にワイヤーが
四本張られる。ドライヤーには掛けず、ここへ干して乾かす算段。     .
出かける前に、モーテルオーナに雲ったり雨が来たら屋内へ取り込んで
貰うよう頼んで出かけた。雨の降りようもない快晴だった。         .



出かけて順調に94号線を北上。Te Anauを過ぎて牧場エリヤを走っていたら
赤色ランプを点滅するトラックが道路真ん中付近をゆっくり向ってくる。
「羊の道路移動」先導車だ。NZでは羊、牛、馬類の牧畜には優先順位が
高い。動物優先であります。車は道路を開けて通行を待たねばならない。

ただし、踏み殺して良いと言うか、むしろ踏み殺して過ぎ去るのを推奨されて
いる哀れな身の上の動物がいます。日本では可愛がられている”ウサギ”で
あります。・・・・これまた、何と申しましょうか哀れな話であります。どうしてそんな
ことになっているのか?聞いた話では、ウサギは牧草を大食いし、馬二頭分の草を
食べるとのこと、そしてウサギは草の根まで食い荒らし、草を絶やしてしまうらしい。
NZにとっては国を滅ぼしかねない動物なのであります。日本では月にまで棲むと
崇め可愛がられているのにね。お国によって、大事な動物は違いますね。お隣の
オーストラリアでは鯨を可愛がるあまり、日本の鯨調査船に八つ当たりする輩も
おりますね。愛護する動物もいろいろ、お国柄でございますね。道路に踏みつけら
れたウサギをいくつも見ました。それをカモメがついばみに道路に降り立つ風景も
眺めました。変な食物連鎖の一片を見た旅でした。(^-^)               .




ルピナスの咲く大河原

走っていて遠くに紫色に広がるベルトを発見。「何だ!あれは?」
車を止めて眺めていると、Milford Soundへ行く車が次々と止まる。
一眼レフカメラを持ち出して熱心に撮りまくる日本人らしき年輩の
女性。「こっちも良いよッ!」って違う場所を勧めるそのご主人。
話してみるとNZ北島に永く住むご夫婦でした。この時期の南島
が一番綺麗な時期とのこと。ルピナスと黄色い”豆の木”の二つの
植物の見事な原っぱだ。とっさに私は、「この黄色い花は何と言う
植物ですか?」と”豆の木”疑問への答えを期待した。「エニシダと
言います」。英語名Common broom 。 この2種類の植物は外来植
物で今ではNZ国中に広がり、排除しようともしてない。「綺麗だから
排除しなくても良いのではないか?」との意見も多数を占めるとか。
エニシダの導入動機は牧場の垣根にするために使われたそうだ、
そう言えば、エニシダには大きな棘がある。              .




かすかに向こう岸に虹が浮かぶ。





Milford Sound方面の谷。
ここら辺はルピナスの谷と言うべきか!





山脈に近づくにつれて、雲が立ち込め、雨がパラつく。
両側に山は氷河からの雪解け水が筋になって流れる。




Milford Soundに着いて船に乗る。船は5〜6社が運行している。
およそ10分おきに出ている感じ。着いて直ぐ飛び乗った船は、それほど
大きくなく乗客は私達を入れて6名。定員30名ほどの小さな船。しかし
他に比べて小さな船でしたが、後でこの小さな船の方が良かったことになる。

この滝は乗り場に一番近いBowen滝




乗客の3人。あと二人は一階。
船はステンレス製。





谷が深い





前方の遊覧船が小さく見える。






















スターリン(Stirling)滝

滝壺近くを遊覧する船。

















無数の滝が流れ込んでいる。


















右の山がマイター・ピーク(Mitre Peek)と言って1694m海面からそそり立つ。
残念ながら雲が掛かって全部は見えず。




外洋に出ると、風景も一変して普通の山に変る。
しかし、波は大きい。









外洋から折り返して、再びMilford Soundへ。
今度は反対側の岸辺を辿る。

オットセイの棲み付く岩














小型船ゆえ、手に触れるような近くまで寄る。










スターリング滝(Sirling Fall)





この滝壷へこの船は入る!





船が滝壺へ入り始めたので船室へ逃げ込むことにした。
船体がバタバタ滝の水を受ける音が凄くなって来た。





船上2階の最後に見た様子。
みんな船室へ入った。

小型船だから、こんな面白い動きが出来るんだ。




そそり立ち、海にもぐり込む岸














氷河が見える

約2時間の遊覧。感激の連続。
78NZ$(約4000円)




Milford Soundを観て、再び山脈を抜けるホーマートンネル(全長1219m)を
出ると、目の前も大氷河が見える。




ホーマー・トンネル南口





再びミルフォード・ロードを南下。





苔の共生する木々










Te Anau Downs

ここから船に乗り、Te Anau湖を北上し、Milford Trackを歩き、Milford Soundへ
出る本格的トレッキングコースもある。3〜4日要で特別に公園入場許可と先導も要る。

モーテルに戻ると、急に雨が降ったらしく、洗濯物を取り込んで呉れてた。
この晴れた空には似合わない天候の急変があるらしい。5$チップした。


(Southland地方)    (Queens Town)

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