ワット・プラシー・サンペット(Wat Phra Si Sanphet)
Ayutthaya,Thai land (2006年11月14日撮影)


ウートン王がアユタヤ王国を建国した時の王宮がこの地にあった。1426年、火災で焼失
してしまったことから現在の王宮跡に移動し、ラマティボディ2世の命により代わって立て
られたのが王宮の守護寺院。当初は王宮の付属施設として儀式の際などに使われてき
たが、1941年に王の遺骨を納めるためのチェディ(仏塔)が建造されたことで、寺院として
の機能を始めたと言われている。1500年には高さ16mの仏立像が建立された。171kg
もの金で覆われた”輝く黄金仏”は当時、アユタヤの富の象徴でもあったが、この黄金仏
は1767年のビルマ軍の侵略で完全に崩壊、現在は白く風化したスリランカ様式の3基の
チェディが残っているだけだ。中にはアユタヤ歴代王の3人の遺骨が納められている。





























500年以上の間、崩壊のまま放置されて来た。
今、世界遺産として、そのまま管理されている。






首を切られた仏像と共に、遺跡には長い時間の静寂が漂う。

















境内の木々だけが生命力に満ちて生え伸びるのは
かえって哀れさを語る

































































白い花が静かに咲いている。あたかも仏前に活けられたように咲く。



    

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